日本特殊塗料の株主総会に出席しました【2022年6月22日】

株主総会
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日本特殊塗料 第116期定時株主総会

日時:2022年6月22日(水) 10:00-10:40

場所:北とぴあ(王子駅徒歩1分)

出席株主数:約20人

お土産:無し、ペットボトルのお茶の配布あり

 

企業概要

日本特殊塗料(4619)

HP:自動車用防音材・塗料の日本特殊塗料株式会社|自動車用防音材・航空機用、建材用塗料メーカーの日本特殊塗料株式会社 (nttoryo.co.jp)

①自動車用防音材(制振、吸音、遮音)などの自動車関連部品、塗料メーカー

②筆頭株主はスイスの自動車用防音・防振部品の大手メーカーのAUTONEUM HOLDING AGで、311万株、14.2%を保有。

③創立は1929年、歴史のある会社。

 

株主総会での個人メモ

①株主総会開催時刻まで、自社のPR動画を流していました。会社のことをよく知ってもらうという意思が伝わり、良い取り組みだと思います。

②事業報告でも、自社製品の紹介がありました。どのような製品を生産販売しているのかが分かり、良い対応だと思います。

塗料は、国内市場成熟しており、競争激化との説明。

④プライム市場を選択したものの、流通株式時価総額の基準を満たしていない。流通株式数が変わらないとした場合、株価1,200円程度が上場維持基準となる。
社長の遠田比呂志さんからも、株価1,200円は意識しており、業績向上や株主還元の充実により、株価1,200円をクリアしたい旨の説明がありました。

取締役と監査役の全員が男性なのが気になりました。

⑥取締役の雰囲気や会場スタッフの雰囲気から、地味ではあるものの真面目で堅実な会社とのイメージでした。

代表取締役社長の遠田比呂志さんよりも、代表権の無い会長の野島雅寛さんと副会長の田谷純さんが序列が上位として役員記載されているのには違和感を感じました。
最高経営責任者が代表権の無い会長の野島雅寛さんで、最高執行責任者が代表権のある社長の遠田比呂志さんという複雑な役員構成です。
会社の顔が誰なのか分からなくなってしまうので、代表権のある取締役が最上位の方が良いように思いました。

⑧議案の採決方法は拍手での採決でした。
出席者により保有している議決権数も違い、会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じました。
事前の議決権行使結果など、採決時に何かしらの数字を示したほうが納得感があるかもしれません。

 

株主総会を終えて感じたこと

配当利回りが魅力的で、また、プライム市場選択による株価上昇も期待して平均820円で投資しました。

今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

プライム市場の上場維持基準になるであろう株価1,200円を目途に継続保有の予定とします。

部品業なのでなかなか光は当たりませんが、自動車産業を中心に、航空機産業、建築産業への品質を重視した製品の供給で、得意先の信頼を得て社会に貢献することを期待しています。

 

株主総会会場の北とぴあから眺めるJR王寺駅