クリエイト・レストランツ・ホールディングス 第25期定時株主総会
日時：2022年5月27日（金） 10:00-11:20
場所：TOCビル（大崎広小路駅徒歩5分）
出席株主数：約60人
お土産：無し、ミネラルウォーターの配布あり
企業概要
クリエイト・レストランツ・ホールディングス（3387）
HP：クリエイト・レストランツ・ホールディングス (createrestaurants.com)
①クリエイト・レストランツの「しゃぶ菜」、SFPホールディングスの「磯丸水産」、YUNARIの「つけめんTETSU」、グルメブランズカンパニーの「JEAN FRANCOIS（ジャン・フランソワ）」、KRホールディングスの「かごの屋」など、M&Aで多種多様なレストランやカフェを運営
②筆頭株主は創業者で会長の後藤仁史さんの資産管理会社の後藤国際商業研究所で、8,752万株、41.2%を保有。
上位10位までの大株主の中に、共同創業者の岡本晴彦さんと他の岡本家2名が合計で695万株、2.9%を保有。
社長の川井潤さんが、第6位の株主として243万株、1.1%を保有。
取締役の田中孝和さんが、第10位の株主として87万株、0.4%を保有。
③実質、会長の後藤仁史さんが議決権の半数近くを握っているので、会長の意思一つで物事を決めて進められるオーナー企業。
④株主優待（2月末、8月末）
100株：2,000円分の株主優待券
200株：4,000円分の株主優待券
400株：6,000円分の株主優待券
600株：8,000円分の株主優待券
1,000株：10,000円分の株主優待券
3,000株：16,000円分の株主優待券
6,000株：24,000円分の株主優待券
9,000株：30,000円分の株主優待券
長期保有株主優待（1年以上）
400株：2,000円分の株主優待券追加
3,000株：4,000円分の株主優待券追加
6,000株：6,000円分の株主優待券追加
9,000株：8,000円分の株主優待券追加
株主総会での個人メモ
①広い会場でしたが、社長の発言している様子や資料を前面の大スクリーンと、他にも4つのスクリーンを活用して表示していたのは親切な対応だと思いました。
②ナレーションを使用した事業報告は分かりやすく好印象です。
③SFPホールディングスと購買企画機能を担う合弁会社を設立。購買力強化が期待できる。
また、クリエイト・レストランツ、SFPホールディングス、KRホールディングスで物流を統合しようと計画している。物流効率の強化も期待できそう。
④今期は、雇用調整助成金や時短営業等に対する協力金が無くなると見ている。また、行動様式の変化によりコロナ禍前までの売上には戻らないと見ている。
雇用調整助成金や時短営業等に対する協力金が無くなっても利益を確保できるような体制を構築したとの説明。
⑤食材費急騰の影響が心配ですが、円安もありコロナ禍後に爆発するであろうインバウンド需要を取り込む準備をしっかりとして欲しいです。
⑥株主還元として、株主優待は今後も継続するとの説明。
⑦取締役の報酬等の額を改定する目的は、外部から優秀な経営者を獲得するため。
⑧株主の方々から多くの質問が出ていましたが、社長の川井潤さんが穏やかに誠実に回答されていました。好印象です。
⑨もともと計画されていたのか、それとも株主の方から要望があったからなのかは分かりませんが、株主総会終了後に新任取締役の大塚美幸さんと片山典之さんの紹介と挨拶があったのは良い対応だと思います。
⑩議案の採決方法は拍手での採決でした。
出席者により保有している議決権数も違い、会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じました。
事前の議決権行使結果など、採決時に何かしらの数字を示したほうが納得感があるかもしれません。
株主総会を終えて感じたこと
株価が安値圏であったこと、多種多様なレストランやカフェで利用できる株主優待に魅力を感じたことから平均697円で投資しました。
今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。
美味しいお寿司を食べに「雛鮨」や「きづなすし」へ伺いたいです。
優待族に意識されている株主優待を含む総合利回り4%（株価1,112円）の水準を目途に継続保有の予定とします。
2022年5月16日に届いたクリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待の内容についてはこちら↓
クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待が到着しました【2022年5月16日】 | ぽこタンの株主総会日記 (fp-agm.com)
