アカツキの株主総会に出席しました【2026年10月30日】

株主総会
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アカツキ 臨時株主総会

日時:2026年10月30日(金) 10:00-10:25

場所:アカツキ本社(目黒駅徒歩3分)

出席株主数:約10名

お土産:PAPABUBBLEキャンディ、アカツキのロゴ入りミネラルウォーターの配布あり

 

企業概要

アカツキ(3932)

HP:株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

①主にスマートフォン向けゲームなどの開発・提供などを行うゲーム事業、AppleInc.およびGoogleInc.などのプラットフォーム運営事業者が運営する各アプリマーケットにおいて、縦読みフルカラーコミックなどを提供するコミック事業を行う「ゲーム・コミック事業」(売上構成比86%)を中心に、「SlashGift」にてオンラインくじ販売システムの提供、ファンアプリプラットフォームの開発・運用、「PAPABUBBLE」「ヴィヨン」などのスイーツショップを運営するなどの菓子の製造・販売を行う「エンタメ・ライフスタイル事業」(売上構成比10%)、SNSマーケティングなどのサービス、AIエージェント構築から定着・育成を目的とした内製化支援まで、トータル支援のサービスを展開する「AI・DXソリューション事業」(売上構成比4%)、コンテンツ投資事業などを行う「その他」(売上構成比0%)を運営。

②筆頭株主は、社長の香田哲朗さんで、香田哲朗さんが代表を務める社Owl Ageの保有分も含めると、257万株、17.8%を保有。
第2位の株主は、ソニーグループ(6758)で、140万株、9.6%を保有。
第4位の株主は、コーエーテクモホールディングス(3635)で、113万株、7.8%を保有。
第6位の株主は、創業者の塩田元規さんが代表を務めるサンクピアで、塩田元規さん個人での保有分も含めると、130万株、9.0%を保有。

 

株式情報

時価総額:522億円(2026年10月29日時点)

売上高:258億円(2026年3月期実績)⇒非開示(2027年3月期予想)

株価:1,200円(2026年10月29日時点)

1株純資産:1,068円(2026年6月末時点)、PBR:1.12倍

1株当期純利益:非開示(2027年3月期予想)、PER:非開示

1株配当:非開示(2027年3月期予想)、配当性向:非開示

配当利回り:非開示

フリーキャッシュフロー:△5.90億円(2026年3月期実績)

株主数:5,235名

会計基準:日本会計基準

 

株主総会前の事前情報

①2027年3月期第1四半期は、事業の主な取り組みとして、当社グループの主力事業であるゲーム・コミック事業では、既存ゲームタイトルの継続運用において引き続きLTVの最大化に注力していることに加え、2025年8月末にリリースした「怪獣8号 THE GAME」の継続的な安定運営に経営資源を投入し、中長期的な収益基盤の強化を図ってきた。また、エンタメ・ライフスタイル事業では、オンラインくじ「Slash Gift」が継続的な案件の獲得により好調に推移しており、ファンクラブ運営から広告・マーケティング支援までIPに関する多様なニーズに応えるソリューションを提供している子会社のCRAYONを前連結会計年度より連結範囲に含め、事業基盤を強化し成長を加速してきた。さらに、前第2四半期連結会計期間および当第1四半期連結会計期間において計3件の新規M&Aを実行することで、サービスラインナップを強化し、事業ポートフォリオの多角化を図っている。これらの戦略的な投資は、将来の収益拡大に向けた事業基盤を構築することを目的としている。また、2026年6月25日に公表した「サニーサイドアップグループ(2180)との経営統合に向けた同社株券等に対する公開買付けの結果及び子会社の異動(特定子会社の異動)に関するお知らせ」に記載の通り、サニーサイドアップグループへのTOBが成立し、2026年7月1日付で決済が完了し連結子会社としている。これにより当社グループが培ってきた「IP・エンターテインメントを創り出す力」と、サニーサイドアップグループの誇る「PR・ブランドコミュニケーションの力」という双方の強みを融合させ、これまでにないスケールでの事業成長と企業価値の向上を実現していく。なお、当該連結子会社化に伴う当社グループの連結経営成績には第2四半期連結会計期間より寄与する予定。この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高5,126百万円(前年比121.6%増)、営業利益693百万円(前年は営業損失1,698百万円)、経常利益652百万円(前年は経常損失1,907百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益787百万円(前年は純損失1,167百万円)となっている。

②ゲーム・コミック事業については、既存ゲームタイトルの継続運用によるLTVの最大化に注力する方針の下、バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」については、国内11周年イベントから海外11周年へと続く大型イベントの端境期においても、LTV最大化に向けた運営を継続してきた。こうした施策を推進した中、損益状況については2025年8月末にリリースした「怪獣8号 THE GAME」が収益に寄与したことに加え、既存ゲームタイトルの業績が高水準で推移したことにより、前年同期比で増収となった。また、収益面の改善に加え、事業ポートフォリオの見直しや既存タイトル運営の効率化による費用削減、新規開発が一巡したことに伴う研究開発費の減少も寄与し、前年同期比で増益となった。この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高3,537百万円(前年比76.1%増)、セグメント利益1,282百万円(前年はセグメント損失1,622百万円)となっている。

③エンタメ・ライフスタイル事業については、オンラインくじ・ECを軸に、企画・開発からサービス運営・サポートまでを一気通貫で提供するマーチャンダイジングソリューションが高成長を継続している。オンラインくじ「Slash Gift」における人気IPとの大型案件が好調に推移しているほか、LINEミニアプリへのシステム提供を新たに開始するなど、事業基盤の拡充を図っている。また、前第2四半期連結会計期間にM&Aによって連結範囲に加わった世界有数のキャンディアーティスト集団であるPAPABUBBLEにおいては、「ちいかわ」をはじめとする有力IPとのコラボ商品が好評で、業績に貢献している。 損益状況については、PAPABUBBLEの新規連結が収益に寄与したことにより増収となった一方で、利益面においては、前年同期にオンラインくじ「Slash Gift」の大型案件取引が集中していた反動から、前年同期比で減益となった。この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高847百万円(前年比183.6%増)、セグメント利益59百万円(前年比51.5%減)となっている。

④AI・DXソリューション事業については、前第2四半期連結会計期間にSNSマーケティングやクリエイターエージェンシー、AIソリューションなどのサービスを展開するNateeおよびその子会社を子会社化し、前第3四半期連結会計期間から損益計算書を連結している。SNSマーケティングでは新規案件の獲得が順調に推移しているほか、AIソリューションではフィジカルAI領域を含めた受注獲得を進め、事業立ち上げが堅調に進捗している。なお、AIソリューションについては事業基盤の確立と成長に向けた積極的な投資フェーズにあり、当第1四半期連結累計期間においても引続き費用の計上が先行している。この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高733百万円、セグメント損失98百万円となっている。なお、前第3四半期連結会計期間より新たな報告セグメントとして発生しているため、前年同四半期比較は記載していない。

⑤その他事業にはコンテンツ投資事業などが含まれている。当第1四半期連結累計期間においては、売上高7百万円(前年比30.7%増)、セグメント損失7百万円(前年はセグメント損失26百万円)となっている。

⑥2026年5月13日開催の取締役会において、サニーサイドアップグループの普通株式および新株予約権を、対象者および当社との間の経営統合を行うための取引の一環として、金融商品取引法に基づく公開買付けにより取得することを決議。なお、2026年5月14日より本公開買付けを実施していたが、本公開買付けが2026年6月24日をもって終了し、2026年7月1日付で決済が完了し、連結子会社としている。買付け等の価格は、普通株式1株につき1,320円。買付け株式の総数は9,355,136株、買付新株予約権の総数(株式に換算した総数)は106,100株、買付け価格の総額は約124億円。

⑦2026年9月11日開催の取締役会において、「商号の変更および定款の一部変更ならびに代表取締役の異動および経営体制の変更について決議した。なお、商号の変更および定款の一部変更については、2026年10月30日に開催予定の当社臨時株主総会において定款の一部変更が承認されることを条件とする。また、代表取締役の異動および経営体制の変更については、本臨時株主総会において各取締役候補者が選任されること、および同株主総会終結後に開催予定の当社取締役会における決議を経て、正式に決定される予定。」と公表。
商号を「アカツキ」から「サニーズホールディングス」へ変更する。新商号は、「アカツキ」に込められた、夜明けの光のように社会を明るく照らす存在でありたいという想いと、サニーサイドアップグループが大切にしてきた、”陽のあたる”ポジティブな世界観の双方を受け継ぐもの。両社が一つになり、それぞれが培ってきた強みを掛け合わせることで、人々の心を動かし、世の中に「たのしいさわぎ」を生み出し、社会に新たな価値を生み出し、より良い未来を切り拓いていく。そのような企業グループを目指すという決意を、新たな商号に込めている。変更予定日は、2027年3月2日(予定)。
現代表取締役社長である香田哲朗さんに加え、サニーサイドアップグループ代表取締役社長である次原悦子さんを新たに迎え、次原悦子さんが代表取締役会長、香田哲朗さんが代表取締役社長を務める2名の共同代表制へ移行する。

⑧社長の香田哲朗さんは、41歳(1985年生まれ)と若い社長。

⑨社外取締役を除く取締役3名の報酬等の総額は9,800万円。2025年6月に退任した1名について3ヶ月分として試算すると、単純平均で取締役1人当たり4,355万円。ただし、使用人兼務取締役の使用人給与は含まず。
⇒使用人兼務取締役の使用人給与や、子会社からの報酬も含めた金額が提示された方が、株主から見て実態が分かりやすくなると思う。

 

株主総会での個人メモ

①株主総会会場は、アカツキ本社のイベントスペース。

②質疑応答で、「企業を買収した場合、通常、子会社の社名は親会社の社名に似た社名へ変更することが多いが、今回の商号変更では、アカツキの社名が無くなり、子会社のサニーサイドアップグループの名前に似たサニーズホールディングスになるが、これはこれで良い対応だと思う。」との旨の意見あり。「アカツキは、夜明けの太陽。サニーサイドアップは目玉焼き。共通する太陽を商号に使用した。なお、もともとのアカツキの子会社についてはアカツキの名前を残していく。」との旨の説明。

③質疑応答で、「今回の商号変更の効力発生日は、2027年3月2日としているが、決算期の区切りでもなく中途半端。新商号のサニーズホールディングスにちなんで語呂合わせで決めた日付なのか?」との質問あり。「サニーズホールディングスの商号にちなんで3月2日に決めた。サニーサイドアップグループが加わって半年くらいなので丁度良い時期。ちなみに証券コードもサンキューサニー(3932)となっている。」との旨の回答。

③議案の採決方法は拍手での採決。
⇒議決権の過半数を保有する大株主もいない状況で、出席者により保有している議決権数も違うので、デジタル時代に会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じる。投票方式を採用したりして、その場で数字で示したほうが株主総会に出席している株主から見て納得感がある。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。特に今回、アカツキ本社のイベントスペースでの開催でしたので、良い機会となりました。

質疑応答では、社長の香田哲朗さんが丁寧に回答対応されていました。

なお、株主総会終了後に、取締役に選任された次原悦子さん、小林伸也さんからもしっかりとした挨拶がありました。

ゲーム事業が主力で、毎期、業績予想が非開示であり、業績の継続性なども含め、個人投資家からすると投資判断の難しい会社ですが、サニーサイドアップグループとの経営統合によるシナジーも期待して、再投資も検討します。

 

株主総会会場のアカツキ本社の入るoak meguro
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