ココナラの株主総会に出席しました【2024年1月31日】

株主総会
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ココナラ 臨時株主総会

日時:2024年1月31日(水) 15:00-15:35

場所:ココナラエージェント(渋谷駅徒歩7分)

出席株主数:約10名

お土産:無し、ココナラのロゴ入りミネラルウォーターの配布あり

 

企業概要

ココナラ(4176)

HP:企業情報 — coconala Inc.

①様々な分野の知識・スキル・経験に基づくサービス・役務をユーザー間で売買するマーケットプレイスを運営する「スキルマーケット」(売上構成比86%)を中心に、登録弁護士に関する情報をサイト上に掲載し無料プランと有料プランを提供する社登録弁護士とユーザーのマッチングサイト「ココナラ法律相談」を運営する「法律相談」(売上構成比11%)、エンジニア・デザイナーを中心としたITフリーランスと企業の業務委託案件をつなぐエージェント事業として「ココナラエージェント」および「フューチャリズム」を運営する「テックエージェント」(売上構成比3%)を手掛ける。

筆頭株主は、創業者で会長の南章行さんで、219万株、9.1%を保有。
創業者で元取締役の新明智さんが、第2位の株主として、213万株、8.9%を保有。

 

株式情報

時価総額:92億円(2024年1月30日時点)

売上高:46億円(2023年8月期実績)⇒58億円(2024年8月期予想)

株価:387円(2024年1月30日時点)

1株純資産:81.7円(2023年8月末時点)、PBR:4.73倍

1株当期純利益:0.04円(2024年8月期予想)、PER:9,675倍

1株配当:無配(2024年8月期予想)、配当性向:無配

配当利回り:無配

株主数:13,075名

会計基準:日本会計基準

 

株主総会での個人メモ

①株主総会は、子会社のココナラエージェントでの開催。

②社外取締役の赤池敦史さん、矢冨健太朗さん、佐藤有紀さん、服部結花さんはオンラインでの出席。

③2024年8月期第1四半期は、当社の事業環境は、行動制限の解除により新型コロナウイルス感染症の影響が緩和されたことで、在宅時間が短縮されオンラインでの取引全体の成長率が鈍化するなど、先行きの不透明な状況が続いている。 このような環境の下、「ココナラスキルマーケット」の多言語化対応・海外決済対応を通じて海外の購入ユーザー向けにサービス提供を開始。また、「ココナラプロ」、「ココナラコンサル」、「ココナラアシスト」といった新規事業の立ち上げを行い、当社が目指すココナラ経済圏の拡大を通じて、当社サービスの利用を推進していく。 この結果、流通高は3,809,140千円(前年比6.8%増)、売上高は1,398,684千円(前年比28.4%増)、営業利益は97,102千円(前年は220,658千円の営業損失)、経常利益は100,803千円(前年は267,044千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は84,177千円(前年は191,318千円の純損失)となった。

「マーケットプレイス」においては、2023年10月に「ココナラスキルマーケット」の海外市場展開として多言語化対応・海外決済対応を通じて海外の個人向けにサービス提供を開始。 この結果、売上高は1,051,462千円(前年比8.4%増)、セグメント利益は130,159千円(前年は224,231千円のセグメント損失)となった。

「メディア」においては、ユーザーと弁護士のマッチング精度・量ともに順調であることから有料登録弁護士数が拡大しており、これを背景として弁護士からの広告収入である固定の利用料も成長しておいる。 この結果、売上高は153,904千円(前年比29.1%増)、セグメント利益は28,850千円(前年比143.0%増)となった。

「エージェント」においては、2023年7月にポートエンジニアリングの株式を取得し、同社を完全子会社化することで、当社グループの当該領域の事業拡大を早期に実現し、企業価値を最大化していく。また、2023年10月に優秀なアシスタントがビジネスをサポートする月額制サービス「ココナラアシスト」といった新規事業の立ち上げを行い、当社が目指すココナラ経済圏の拡大を通じて、当社サービスの利用を推進していく。 この結果、売上高は193,317千円、セグメント損失は50,357千円となった。

マーケットプレイスは、TVCMを止めたことで、購入UU数が前年同期比で減少した一方、一人当たり購入額は前年同期比+10%で成長。

メディア「法律相談」は、有料登録弁護士数が前年同期比+21%。ARPPUは、前年同期比+6%の拡大、解約率は1.2%と安定した水準を維持。

2023年9月に、みずほ銀行と合弁会社「みずほココナラ」の設立について基本合意。法人向けスキル・人材マッチングプラットフォームの運営・開発をおこなう。2024年1月31日に設立。出資比率は51%。

⑩社長の鈴木歩さんは、41歳(1982年生まれ)と若い社長。

⑪質疑応答で、「吸収合併するココナラエージェントの事業内容」について質問あり。「業務委託形式で、エンジニアやデザイナーを紹介する事業」との回答。

⑫質疑応答で、「ココナラエージェントは、2023年7月に分社化したばかりなのに、短期間で吸収合併をするのは、当初の思惑と異なる状況となってしまったからのように見える。何が原因なのか?」との質問あり。「ココナラ経済圏として新規事業を立上げる際に、会社がバラバラに分かれていると対応が難しい。みずほJV(みずほココナラ)から、会社が分かれていると窓口が複数に分かれ、やりにくいとの意見があった。」との説明。

⑬質疑応答で、「今後の成長戦略は?」との質問あり。「ココナラ経済圏の成長により、マーケットプレイスの一本足打法からの脱却。現状、CtoCがメインだが、CtoBも拡大していく。」との回答。

⑭質疑応答で、「今回のココナラエージェントの合併により合併差損が発生するが、その詳細を説明して欲しい。」との質問あり。「会社単位で見ると差損が発生するが、連結で見た場合、損失は発生しない。実損が出るわけではない。ただし、会社単位で損失が発生するので、臨時株主総会の開催が必要となった。」との説明。

⑮質疑応答で、「エージェント事業は他社もやっている。勝ち筋は?」との質問あり。「エージェント事業はレッドオーシャンだが、他社はCMをやっていない一方で、ココナラはCMをやっていたので知名度がある。他社と違い、オペレーションの自動化が強みでもある。ココナラ経済圏で需要の取りこぼしが無いようにフルでエージェントも揃えておきたい。」との回答。

⑯社外取締役と監査等委員である取締役を除く取締役2名の報酬等の総額は4,414万円。単純平均で取締役1人当たり2,207万円。

⑰議案の採決方法は拍手での採決。議決権の過半数を保有する大株主もいない状況で、出席者により保有している議決権数も違うので、デジタル時代に会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じる。投票方式を採用したりして、その場で数字で示したほうが株主総会に出席している株主から見て納得感がある。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。特に今回、子会社のココナラエージェントでの開催でしたので、良い機会となりました。

2023年7月に分社化したばかりのココナラエージェントを、短期間で吸収合併する方針転換に違和感を感じていましたが、今回の株主総会での社長の鈴木歩さんや、執行役員CFOの松本成一郎さんからの丁寧な説明で背景が理解でき、納得もできました。

また、質疑応答では、筆頭株主で創業者で会長の南章行さんからの直接の回答対応はありませんでしたが、立ち振る舞いを伺う場面があり、良い意味で参考になりました。

ココナラ経済圏の拡大と、みずほ銀行と合弁会社「みずほココナラ」の設立もあり、今後の会社の成長が楽しみです。成長企業として、継続注視し、再投資も検討します。

 

株主総会会場のココナラエージェントが入る住友不動産渋谷インフォスアネックス
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