Success Holdersの株主総会に出席しました【2023年3月8日】

株主総会
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Success Holders 臨時株主総会

日時:2023年3月8日(水) 10:00-10:10

場所:住友不動産六本木グランドタワー(六本木一丁目駅直結)

出席株主数:約10人

お土産:無し

 

企業概要

Success Holders(4833)

HP:Success Holders(サクセスホルダーズ) (success-holders.inc)

①地域密着型フリーペーパー「ぱど(ARIFT)」の発行や折込広告の配布などをおこなう「メディア事業」(売上構成比93%)、ITエンジニアの派遣によりIT課題を解決する「テクノロジーソリューション事業」(売上構成比6%)を運営。

筆頭株主は、取締役の畑野幸治さんで、1,136万株、45.6%を保有。
本臨時株主総会をもって退任する社長の谷口雅紀さんが第3位の株主として、119万株、4.8%を保有。

③取締役の畑野幸治さんが、過半数に近い議決権を保有しており、畑野幸治の意思一つで物事を決められるオーナー企業

④2017年3月に第三者割当増資によりRIZAPグループの子会社となる。2019年12月に現取締役の畑野幸治さんが公開買付けにより筆頭株主となる。2020年10月に商号を「ぱど」から「Success Holders」へ変更。2022年6月に主力の「メディア事業」を中広(2139)へ100百万円で譲渡2022年10月より「コンサルティング事業」を開始し、経営再建中。

 

株主総会での個人メモ

社長の谷口雅紀さんは、本臨時株主総会をもって退任。一身上の都合とのことだが、期中での退任なので、退任する真因が気になるところ。退任にあたってのコメントがあってもよかったように思う。

②新任取締役候補で、新社長予定の下村優太さんは、37歳(1985年生まれ)と若い社長。取締役として選任された後、しっかりとした挨拶があり、好印象。三井住友銀行出身。

③「テクノロジーソリューション事業」は、今後の事業拡大に向けた成長投資段階のため、第3四半期時点、セグメント損失は、115,589千円。

④新規事業の「コンサルティング事業」は、全国の中堅中小企業に対し、事業戦略や営業戦略などの攻めの領域から、内部統制構築やガバナンス強化などの守りの領域まで、経営に関するすべての分野において、ITに関する課題解決を中心に、提案から実行までハンズオンで実施する顧客伴走型のスタイルで顧客満足度の最大化を目指す。また、国内大手企業に対しては、特にIT領域に特化したコンサルティングサービスを提供。
今後は、テクノロジーソリューション事業と併せて当社の新たな収益の柱としてコンサルティング事業を拡大予定。第3四半期時点、セグメント損失は、12,534千円。

取締役で大株主の畑野幸治さんの株式売却が気になる(2020年3月1,451万株 → 2022年3月1,136万株へ減少)。今後も売却が続くのか要注視。

⑥取締役3名の報酬等の総額は3,675万円。単純平均で取締役1人当たり1,225万円。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

新社長予定の下村優太さんの、しっかりと所信表明をしていた様子に好感を持ちました。

主力の「メディア事業」の売却、「テクノロジーソリューション事業」への注力、新規事業の「コンサルティング事業」の拡大など、会社が大きく変わる過渡期に見えます。

取締役で大株主の畑野幸治さんの株式売却が今後も続くのか気になりますが、新社長予定の下村優太さんには、取締役に選任された今日の所信表明での気持ちを忘れずに、若さとリーダーシップを発揮した会社の再建を期待しています。

株主総会会場の住友不動産六本木グランドタワー
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