大盛工業の株主総会に出席しました【2021年10月26日】

株主総会
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大盛工業 第55回定時株主総会

日時:2021年10月26日(火) 10:00-10:45

場所:東京會館(日比谷駅直結)

お土産:無し

企業概要

大盛工業(1844)

HP:株式会社大盛工業|下水道工事、利回り物件の販売、太陽光パネルの活用など (ohmori.co.jp)

①東京都の上下水道工事が主力の土木会社

売上の約55%が東京都下水道局と東京都水道局向け

従業員は66人(連結114人)と少人数

 

株主総会での個人メモ

①会社としては現株価は評価されていないと見ている。今後、IRに積極的に取り組む。

②自社株買い当面考えていない。株主優待で提供するような自社製品が無いので株主優待は考えていない。

販売用不動産が資産の約4割を占める。この資産から不動産賃貸収入も得ている。

④工事の完成時期と施行能力を見ながら受注を取っているため、期で見ると受注高は安定していないが売上に大きな問題は無い。

⑤70歳以上の取締役は1名(山口信廣さん、1948年生まれ、73歳)でした。
オーナー以外の取締役には役員定年制(一般的には65歳~70歳)を設定して、未来のために次世代育成を進めたほうがよいのではと感じました。

⑥会長兼社長の関忠夫さんが落ち着いて誠実に質疑応答に対応されていました。
今回、会長兼社長から退任されます。お疲れさまでした。ありがとうございました。

⑦タイミング的に難しいのかもしれませんが、事前にIRも出ていたので、新社長となる取締役の福井龍一さんのお話や意気込みが聞きたかったです。お顔のみの拝見だったのは残念でした。

⑧議案の採決方法は拍手での採決でした。
出席者により保有している議決権数も違い、会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じました。
事前の議決権行使結果など、採決時に何かしらの数字を示したほうが納得感があるかもしれません。

 

株主総会を終えて感じたこと

株価が安値圏であったこと、温暖化による豪雨対策として冠水対策が進められるであろう点、上下水道の老朽化対策も進むだろうとの事業環境面からの考えから平均174円で投資しました。

今回、社長の発する言葉を直接聞くことができたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

上下水道への貢献を期待して、また、新社長の手腕を見るため継続保有の予定とします。