sMedioの株主総会に出席しました【2022年12月6日】

株主総会
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sMedio 臨時株主総会

日時:2022年12月6日(火) 14:00-15:00(臨時株主総会&事業報告説明会)

場所:鉄鋼会館(茅場町駅徒歩5分)

出席株主数:約10人

お土産:無し、ミネラルウォーターの配布あり

 

企業概要

sMedio(3913)

HP:株式会社sMedio

①ブルーレイディスク再生ソフトウェアなどのパソコン・デジタル家電向け組込みソフトウェア事業を運営。建設DXサービス事業、セキュリティ&プライバシーソフトウェア事業、IoTソリューション事業を育成中。

筆頭株主はLO LI-CHUNさんで、36万株、19.0%を保有。
第2位の株主はSEN-CHOU LOさんで、16万株、8.3%を保有。
社長の岩本定則さんも、第4位の株主として、4万株、2.1%を保有。

③従業員は21人(連結53人)と少人数。

 

株主総会での個人メモ

①残念ながら、監査役の渡邉雅文さんは体調不良のため欠席でした。

②株主総会は早々に閉会となり、多くの時間を事業報告説明会に充てていました。社長の岩本定則さんが丁寧に説明をされ、会社のことをもっと知ってもらいたいという意思を感じました

③第3四半期時点、主力のパソコン・デジタル家電向け組込みソフトウェア事業について、VAlutionBD(4K)は、主要顧客製品の出荷数が新型コロナおよび半導体不足による減少から回復しない状況が続く。一方で、その他のライセンス製品は計画値を上回り、ロイヤリティ収入全体では前年同期比で増加。得意先は、シャープのTV、バッファローのDVDプレイヤー、富士通のパソコンなど。

④建設DXサービス事業では、トンネル工事に使用する切羽AI評価システムサービスを育成中。奥村組、竹中土木、大成建設などの大手ゼネコンで採用。

⑤2022年7月1日に、台湾のKiwi Technologyと資本業務提携し、IoTソリューション事業を開始。今期は売上を見込んでおらず、社長直轄で育成中。Kiwi Technologyの李社長はsMedioの元社外取締役Kiwi Technologyの子会社のキーウィの林社長はsMedioの現任の社外取締役

⑥社外取締役を除く取締役2名の報酬等の総額は4,008万円。単純平均で取締役1人当たり2,004万円。

⑦議案の採決方法は拍手での採決でした。出席者により保有している議決権数も違い、会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じました。投票方式を採用したり、事前の議決権行使の具体的な数字を示したほうが株主総会に出席している株主から見て納得感があるかもしれません。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

株主総会に続き、事業報告説明会を開催していたのは良い対応だと思いました。

事業報告説明会での、社長の岩本定則さんの説明から、当面は、主力のパソコン・デジタル家電向け組込みソフトウェア事業が売上と利益の中心となり、建設DXサービス事業にも力を入れているように感じました。

Kiwi Technologyとの資本業務提携の効果があるのかまだ分かりませんが、今後の会社の成長に期待しています。

 

株主総会会場の鉄鋼会館