コシダカホールディングスの株主総会に出席しました【2022年11月25日】

株主総会
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コシダカホールディングス 第53回定時株主総会

日時:2022年11月25日(金) 10:00-11:05

場所:東京証券会館(茅場町駅直結)

出席株主数:約40人

お土産:無し

 

企業概要

コシダカホールディングス(2157)

HP:ホーム | 株式会社コシダカホールディングス (koshidakaholdings.co.jp)

①全国で「カラオケまねきねこ」を運営。温浴事業、不動産管理事業も展開。

筆頭株主は取締役の腰高美和子さんが代表を務めるヨウザンで、個人での保有分を含めて2,229万株、27.0%を保有。
第2位の株主は、社長の腰高博さんが代表を務めるふくるで、個人での保有分を含めて936万株、11.3%を保有。

株主優待(8月末)
100株:株主優待券2,000円
400株:株主優待券5,000円
1,000株:株主優待券10,000円

長期保有株主優待(3年以上)
100株:株主優待券2,000円追加
400株:株主優待券5,000円追加
1,000株:株主優待券10,000円追加

 

株主総会での個人メモ

駅前繁華街に重点を置いた積極的な出店を継続しており、今期、カラオケ店舗数日本一となる見込み。

②海外は、マレーシアに重点を置き、中間層が増えているタイとインドネシアについても出店拡大できないか調査中。

雇用調整助成金や時短営業等に対する協力金が約29.3億円あり、純利益が36.4億円となった。今期、協力金が無くなり、どこまで利益を出せるのか注視します。

④質疑応答は、社長の腰高博さんが中心となり回答されていましたが、誠実に回答されていて、その姿勢に好感を持ちました

⑤質疑応答で、店舗の人手不足に対する対応状況について質問がありました。パート/アルバイト(コシダカホールディングスではスタッフさんと呼んでいる)の人数は揃ったが、まだ教育段階との説明でした。

⑥質疑応答で、「カラオケまねきねこ」は受付に時間がかかるので自動チェックイン方式を採用して欲しいとの要望が出ていました。システム開発中で、自動支払機のキャッシュレス決済含め、2023年秋頃に対応できそうとの回答でした。

⑦質疑応答で、「カラオケまねきねこ」の年末年始などの料金体系について、HPには「店舗へお問合せ下さい」と表示されている。従業員の応答工数がかかることや、表示を見た顧客が来店を躊躇することもあり、しっかりと価格表示をして欲しいとの要望が出ていました。
価格についての情報発信方法も改善検討中とのことで、もう少しお時間をくださいとの回答でした。現状、お一人様料金も「店舗へお問合せ下さい」と表示されているので、こちらも含めて対応が必要だと思います。

⑧インバウンドのお客様が店舗に来店することは少なく、むしろ、インバウンドが増えることによって街中の営業活動が活発になることにより、そこで働く従業員の方々がお客様として来店される間接的な効果の方が大きいとの説明。

⑨取締役4名の報酬等の総額は18,660万円。単純平均で取締役1人当たり4,665万円。

⑩議案の採決方法は拍手での採決でした。出席者により保有している議決権数も違い、会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じました。投票方式を採用したり、事前の議決権行使の具体的な数字を示したほうが株主総会に出席している株主から見て納得感があるかもしれません。

⑪議案可決後、全取締役の紹介があったのは良い対応だと思いました。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

株主総会では、社長の腰高博さんの誠実な人柄が垣間見えました。

主力の「カラオケまねきねこ」の強みは、各ルーム内にも防犯カメラを設置したことにより、その抑止力で利用マナーが向上し、客層も安定し、結果、店内の清潔感が保たれ、備品や機材の品質も保たれてているところにあると思っています。

「カラオケまねきねこ」は、どこにでもある利便性の高いお店なので、質疑応答で要望のあった受付の自動化や、HPへの価格表示の改善、自動精算機のキャッシュレス対応によるさらなる利便性の向上期待しています。

株主優待も魅力的なので、再投資も検討します。

 

清州橋から眺める東京スカイツリー
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