SKIYAKIの株主総会に出席しました【2024年1月26日】

株主総会
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SKIYAKI 臨時株主総会

日時:2024年1月26日(金) 10:00-10:35

場所:東京証券会館(茅場町駅直結)

出席株主数:約10名

お土産:無し

 

企業概要

SKIYAKI(3995)

HP:株式会社SKIYAKI [ファンプラットフォームサービス]

①オフィシャルサイトやファンクラブ、グッズ販売、ライブ配信、電子チケット販売など、クリエイター活動に必要なサービスをオールインワンで利用できるファンプラットフォームサービスをおこなうプラットフォーム事業を運営。

筆頭株主はTUTAYAや蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブで、365万株、33.8%を保有。
元社長の宮瀬卓也さんが代表を務めるArarikが、第2位の株主で、宮瀬卓也さん個人での保有分を含めると、145万株、13.5%を保有。

 

株式情報

時価総額:39億円(2024年1月25日時点)

売上高:24億円(2023年1月期実績)⇒26億円(2024年1月期予想)

株価:368円(2024年1月25日時点)

1株純資産:123円(2023年7月末時点)、PBR:2.99倍

1株当期純利益:18.5円(2024年1月期予想)、PER:19.8倍

1株配当:5円(2024年1月期予想)、配当性向:27%

配当利回り:1.3%

株主数:4,145名

会計基準:日本会計基準

 

株主総会での個人メモ

①社名の由来は下記。「「SUKIYAKI」は海外でも通じる代表的な日本語であり、 これまで発売された日本の曲の中で、唯一、全米Billboardシングルチャートで週間ランキング1位を獲得した「上を向いて歩こう」(坂本九)の海外での曲名でもある。日本発の音楽としても重要な位置づけにある、「スキヤキ」を社名として掲げ、常にグローバルな視点でのビジネス創出を目指している。」

スペースシャワーネットワーク(4838)とSKIYAKIは、2023年11月10日開催の両社の取締役会において、両社対等の精神のもとにスペースシャワーネットワークにおける持株会社体制への移行を伴う経営統合をおこなうことをそれぞれ決議。

スペースシャワーネットワークを株式交換完全親会社、SKIYAKIを株式交換完全子会社とする株式交換に係る株式交換契約および本経営統合に係る経営統合契約を締結。本株式交換については、両社それぞれにおいて、2024年1月26日(予定)に開催予定の臨時株主総会にて本株式交換契約の承認を受けた上で、2024年4月1日を効力発生日としておこなうことを予定。これにより、2024年3月28日付で上場廃止(最終売買日は2024年3月27日)となる予定。SKIYAKIの普通株式1株に対して、スペースシャワーネットワークの普通株式0.76株を割当交付。新会社の商号は、スペースシャワーSKIYAKIホールディングス。

④スペースシャワーネットワークは「Empower artists & Enrich fan experience」をミッションに掲げ、ユーザーへのコンテンツの提供とアーティストへのソリューションの提供をおこなっている。1989年12月に音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」を開局して以来、様々な番組コンテンツを視聴者に提供。また、「スペースシャワーTV」を運営する中で培ったアーティストやレーベルなど、音楽業界での関係性を活かし、ミュージックビデオやライブなどの映像制作やライブ・イベントの企画・制作、ライブハウスの運営、EC/MD事業などの周辺領域に事業を拡張。さらに、M&Aによりアーティストマネジメントや、レーベル、ディストリビューション、ファンクラブ、エンタテインメントカフェなどの事業を獲得したことで、多様な機能を備えた総合エンタテインメント企業となっている。

MD:マーチャンダイジングの略であり、商品の開発や仕入から販売までのプロセスの企画とそれらの実行のことを指す。

 

音楽コンテンツ市場においては、各種サービスのデジタルシフトが急速に進み、サブスクリプションの音楽・動画配信が普及・定着しており、国内の音楽配信市場は、2023年上半期(1~6月)累計では、前年同期比113%の572億円となり、2020年第4四半期以降、二桁成長を続けており、中でもストリーミングは音楽配信市場全体の90.3%とシェアを拡大している。ライブ・イベント市場においては、COVID-19が5類感染症に移行されたことに伴い、興行における集客が回復しつつあり、今後、新たなイベントやフェスの立ち上げが相次ぐことが想定される。2022年のライブ・イベント市場の売上高は3,984億円に達し、コロナ禍前の2019年の売上高3,665億円を超える状況にある。また、近年、SNSや音楽・映像配信をはじめとする各種プラットフォームの普及によって、誰もがいつでもグローバルに情報発信し、コンテンツや商品を販売することが可能な世の中へと変化しており、全ての人々がクリエイターとなりうる「クリエイターエコノミー」という新たな経済圏が勃興している。今後更に個人へのパワーシフトが進み、「クリエイターエコノミー市場」は、益々拡大していくことが予想される。

⑥スペースシャワーネットワークとSKIYAKIは、2022年8月初頭からエンタテインメント領域における協業の可能性について協議を重ねてきた。両社は、多彩なソリューションの提供により、才能あるアーティストおよびクリエイターの持続的な創作活動を支えるとともに、ファンへの新たなコンテンツと感動を提供するという、共通したビジョンを有している。協議を重ねていく中で、ビジョンや成長戦略が一致することに加え、両社の競争優位性(強み)と経営課題(弱み)が相互補完関係にあることを認識し、経営統合をおこなうことで、これまで以上に有益なサービスや、魅力的なコンテンツの提供を実現できると判断するに至った。以上の認識のもとで、本経営統合により、両社はコンテンツとテクノロジーをかけあわせた、これまでにない新しいエンタテインメントカンパニーとして、持続的な発展を実現していく。

⑦2024年1月期第3四半期は、売上高はストック収益・フロー収益ともに好調。会計期間で前年同期比+20.3%増加。営業利益は主に売上高の増加により前年同期比+105.0%増加、経常利益も+116.1%増加と好調に推移。親会社株主に帰属する四半期純利益は60百万円。各利益の進捗に応じて、3Q決算発表と同時に業績予想を修正。

⑧3Q売上高は717百万円で前年同期比+20.3%、フロー収益は313百万円で前年同期比+28.7%。 当社の基盤であるストック収益は過去最高の404百万円、前年同期比+14.4%と安定的な成長を継続。

⑨有料会員数は、120.2万超。Bitfan Pro、BitfanのFCサービス数合計は、969。今期にオープンした新規FCサイトの一人あたりGMVは540円となり、2Q末時点での全FCサイトの一人あたりGMVは428円に上昇。

⑩社長の小久保知洋さんは、49歳(1974年生まれ)と若い社長。

⑪質疑応答で、「経営統合後の配当方針」について質問あり。「回答はできないが、事実としてスペースシャワーネットワークは配当を続けている。今後協議をして決定する。」との説明。

⑫質疑応答で、「経営姿勢として、株主の意見をよく聞き入れていると思う。経営統合後もこの姿勢は続けて欲しい。」や、「スペースシャワーネットワークの大株主は大企業が多いので、大企業の論理に流され、今までのようにフットワークの軽い経営ができなくなるのではないか心配。」との意見あり。「今回、対等の精神で統合するとうたっており、お互いの良いところを尊重して続けていきたい。」との回答。

⑬質疑応答で、「新NISAも始まり、株式投資への機運が高まっている。自社サービスに関連する株主優待を新設したらどうか?ユーザーでもある株主が増えると思う。」との意見あり。「自社サービスを株主優待とする場合、ユーザーが株主にもなり、ユーザーがどう考えているのか意見を吸い上げられるメリットもある。良い内容だと思う。参考にする。」との回答。

⑭社外取締役と監査等委員である取締役と無報酬の取締役1名を除く取締役4名の報酬等の総額は6,400万円。単純平均で取締役1人当たり1,600万円。

⑮議案の採決方法は拍手での採決。議決権の過半数を保有する大株主もいない状況で、出席者により保有している議決権数も違うので、デジタル時代に会場の拍手の多数で賛否を決めるのでは基準が曖昧に感じる。投票方式を採用したりして、その場で数字で示したほうが株主総会に出席している株主から見て納得感がある。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

株主総会では、社長の小久保知洋さんの丁寧な質疑応答対応が印象的でした。サイバーセキュリティ関連の質疑応答からは、スペースシャワーネットワークよりも情報セキュリティの面で自信を持っている印象も受けました。

今回、同一業界、かつ、領域の異なる会社同士での経営統合なので、シナジーが期待できそうです。スペースシャワーSKIYAKIホールディングスへ投資をする際の参考にします。

 

株主総会会場近くにある東京証券取引所
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