ビジネスコーチの株主総会に出席しました【2023年4月25日】

株主総会
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ビジネスコーチ 臨時株主総会

日時:2023年4月25日(火) 10:00-10:10

場所:全国町村会館(永田町駅徒歩1分)

出席株主数:約10人

お土産:無し

 

企業概要

ビジネスコーチ(9562)

HP:ビジネスコーチ株式会社 ビジネスパーソンの成長を支援します (businesscoach.co.jp)

①ビジネス目標を達成するためにクライアントの行動変容を支援するビジネスコーチングを運営。

筆頭株主は、創業者で社長の細川馨さんが代表を務めるコーチ・エフで、細川馨さんの個人での保有分を含め、59万株、61.1%を保有。
副社長の橋場剛さんも、第3位の株主として、8万株、9.0%を保有。

③社長の細川馨さんが、2022年10月の上場に伴い保有株式を一部12万株を売却も、過半数近くの議決権を保有しており、細川馨さんの意思一つで物事を決められるオーナー企業

従業員数は41名と少人数

 

株主総会での個人メモ

①上場後、間もないので株主総会にあまり慣れていないのか、取締役と監査役の席に座席表示が無かったのが気になった。座席表示があった方が、会社の顔となる役員の方々の顔と名前が一致するので親切だと思う。

②売上高構成比は、「ビジネスコーチング・プログラム」51%、「マイクロラーニングサービス」13%、「エグゼクティブコーチング」16%、「ビジネスリーダー/パーソン・コーチング」8%、「その他」10%。

「1対n型サービス」は、対象者グループにコーチング、または動画視聴によりコーチング習得を支援。企業管理職向け(n≦30名)の「ビジネスコーチング・プログラム」や、企業管理職向け及び一般社員向けeラーニングサービスの「マイクロラーニングサービス」が対象。

1対1型サービス」は、コーチが対象者1名に直接コーチングを実施して行動変容を支援するサービス。企業役員向けの「エグゼクティブコーチング」や、管理職/リーダー/一般社員向けの「ビジネスリーダー/パーソン・コーチング」が対象。

⑤企業向け研修サービス市場は約5,000億円程度で漸増する安定したマーケットで、2021年見込みから2025年に向けての年平均成長率は1.1%との観測。そのうち、当社サービスのビジネスコーチングが対象となるのは2020年度ではコーチング・モチベーション系60億円、マネジメント開発研修250億円の合計310億円、マーケット内シェアは6.4%(1.2%+5.2%)と小さい

⑥日本においてもジョブ型の導入が始まる等、雇用制度や報酬制度のアメリカ型への変化が始まっており、将来的には人材開発ニーズもアメリカ型に変化すると想定され、日本のビジネスコーチング市場が、マーケット内シェアを拡大する可能性は高いと想定。

⑦パートナーコーチは122名(2022年7月末)。 過半は従業員規模1,000人超の企業出身であり、1/3以上が経営者、役員、部長クラスのバックグラウンドを持ち、人と組織の生産性向上について豊富な実践経験を有する人材が中心。

⑧パートナーコーチは一定の選抜試験を経て契約。その後もコンテンツの品質摺り合わせのため、定期的な研修やフィードバックを義務化。エグゼクティブコーチング・パートナーはさらにその成績上位者に限定し、一定の評価に未達者への発注は抑制。

⑨パートナーコーチは社外スタッフながら、フォーマット化された内容をベースにコーチングするため、コーチング対象者(クライアント)には一定以上の品質とスキルが担保されたサービスを提供。

⑩2023年1月5日の個人投資家向けWEB説明会動画にて、社長の細川馨さんから、2023年9月期の業績予想については固めに出しているとの説明あり。

⑪新規開拓の手段は、セミナーや問い合わせによるものが主。既存顧客の子会社への展開など、リピート需要がほとんどとの説明。

⑫質疑応答で、「本社移転の詳しい理由」について質問あり。「現在の本社は、建物の1階と5階にあり、1階には窓が無いような場所。本社移転で、通勤が便利になり、コーチングベースの設置など社員がレイアウトを考えた。会社の発展を考えた必要な投資。」との回答。2023年5月に移転予定で、50百万円の投資。

⑬社外取締役を除く取締役6名の報酬等の総額は10,210万円。単純平均で取締役1人当たり1,701万円。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

短時間の株主総会でしたが、社長の細川馨さんの温和そうな雰囲気や、全取締役と監査役の紹介もあり好印象でした。

少子化による人手不足が懸念される中、顧客企業の生産性の向上のみならず、離職率の低下など、ビジネスコーチングによる社会への貢献を期待しています。成長企業として再投資も検討します。

 

株主総会会場の全国町村会館
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