星光PMCの株主総会に出席しました【2023年3月28日】

株主総会
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星光PMC 第56期定時株主総会

日時:2023年3月28日(火) 10:00-10:50

場所:日本橋室町野村ビル YUITO(三越前駅直結)

出席株主数:約20人

お土産:無し

 

企業概要

星光PMC(4963)

HP:星光PMC株式会社 | エコテクノロジーで未来を創る (seikopmc.co.jp)

①紙力増強剤やサイズ剤などの「製紙用薬品事業」(売上構成比62%)、印刷インキ用樹脂や記録材料用樹脂などの「樹脂事業」(売上構成比21%)、機能性モノマー・オリゴマーなどの「化成品事業」(売上構成比17%)を運営。

筆頭株主は、インキ世界首位のDIC(4631)で、1,652万株、54.5%を保有。

③DICが、過半数の議決権を保有しており、DICの意思一つで物事を決められるDICの連結子会社

 

株主総会での個人メモ

デジタル化の流れの中で印刷情報用紙・印刷インキ等の需要減少も継続しており、依然として厳しい経営環境。

②製紙用薬品の拡販および原材料価格の高騰に対応した製品価格への転嫁により増収も、想定を超える原料価格高騰や製造経費増(電力・燃料費)、中国の景気減速に伴う粘着剤の販売数量減により減益。

③2022年11月に、ベトナムで新工場を施工(生産能力、3万トン/年)。

④中期経営計画は、2024年12月期に売上高390億円、営業利益37.5億円。

⑤取締役候補6名中、親会社のDICからは1名のみ。間接統治の色合いを感じる。

⑥質疑応答で、「流通時価総額が60億円程度なので、上場維持基準の100億円クリアは厳しいように見える。プライム市場に何としても残るのか?それともスタンダード市場でもやむなしとの考えはあるのか?」との質問あり。「何としてもプライム市場に残る。株価を上げていきたい。」との回答。
2023年3月27日時点、流通時価総額は、時価総額160.7億円×流通株式比率41.2%(推定)=66.2億円程度と思われ、もし株価だけで流通株式時価総額100億円を達成するためには、「株価530円(2023年3月27日時点)×100億円÷66.2億円」=株価800円程度が必要

⑦質疑応答で、「セルロースナノファイバーの業績への影響度合い」について質問あり。「まだ売上、利益ともに影響が出るレベルではない。」との回答。

⑧70歳以上の取締役と監査役の候補は9名中、原田秀次さん(1950年生まれ、72歳)、多賀啓二さん(1950年生まれ、72歳)、寺前實さん(1951年生まれ、71歳)の3名。役員定年制(一般的には65歳~70歳)を設定して、未来のために次世代育成を進めたほうがよいと思う。

⑨社外取締役を除く取締役7名の報酬等の総額は14,600万円。2022年3月に退任した4名をそれぞれ3ヶ月分として計算すると、単純平均で取締役1人当たり3,650万円と推測。

 

株主総会を終えて感じたこと

株価が過去10年で底値圏であること、親会社のDICが株式を54.5%保有しており、TOBの可能性も考え、平均539円で投資しました。

今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

株主総会では、社長の菅正道さんが、プライム市場への上場維持に強い意志を持っている様子が伺えました。プライム市場上場維持対策としては、流通株式数の増加をはかるため、親会社のDICが株式を適量売却する可能性もありますが、一方で、「継続的にPBR 1倍を割れているプライム市場とスタンダード市場の会社に改善を強く要請する」との東証フォローアップ会議で示された方針もあり、1株純資産1,015円、PBR 0.52倍(2023年3月27日時点)の現状を考慮すると、各種施策による株価対策があることを期待しています。

デジタル化の流れの中で印刷情報用紙・印刷インキ等の需要減少も継続しており、厳しい経営環境ですが、製紙用薬品の国内シェア4割の強みを活かした拡販や、プライム市場への上場維持へ向けた株価上昇を期待して、継続保有の予定とします。

 

株主総会会場の日本橋室町野村ビル(YUITO)
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