菊池製作所の株主総会に出席しました【2022年7月27日】

株主総会
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菊池製作所 第47回定時株主総会

日時:2022年7月27日(水) 10:00-11:50(株主総会&事業説明会)

場所:京王プラザホテル八王子(八王子駅徒歩3分)

出席株主数:約10人

お土産:無し、控室でペットボトルのお茶やミネラルウォーターの配布あり

 

企業概要

菊池製作所(3444)

HP:試作の株式会社菊池製作所 (kikuchiseisakusho.co.jp)

板金、成形、機械加工、試作、金型が主。アシストスーツやドローンも育成。スタートアップ企業への投資も実施。

②筆頭株主は、社長の菊池功さんの資産管理会社のKIMで、個人保有分を含めて458万株、38.0%を保有。
菊地功さんの長男で取締役の菊池昭夫さんも、第3位の株主として111万株、9.3%を保有。

③2022年6月10日発表の支配株主等に関する事項のIRでは、社長の菊地功さんが間接保有分も含めて議決権の半数以上の56.6%を保有とのこと。社長の意思一つで物事を決めて進められるオーナー企業

 

株主総会での個人メモ

①得意先のメーカーが、予算はあるもののコロナ禍での海外出張の抑制で、海外での開発立上に停滞があり、3期連続の赤字となってしまっている。創業以来、初めての出来事。
今期も赤字の見込みだが、来期以降、コロナが落ち着き、海外での開発立上が再開となれば黒字化が見えてくるとの説明。

②スタートアップ企業への投資は、現状20数社。グループ会社としているのは内12社。
数社を除き現状赤字だが、11億円の投資に対し、現時点の「利益+価値」が56億円となっている。10年後に500億円となることが目標。

③ヨドバシカメラ八王子店の隣にショールームがあり、株主の方々にも開放しているので見に来て欲しいとの説明がありました。社長の菊池功さんが常駐しているとの説明。

④原材料や物流費の高騰に対する対応について、完成品の値上げは実施していないものの、部品の値上げは実施しているとの説明。

⑤70歳以上の取締役と監査役候補者は、9名中、菊池功さん(1943年生まれ、79歳)、横倉隆さん(1949年生まれ、73歳)、馬場榮次さん(1946年生まれ、75歳)の3名でした。
オーナー社長を除き、役員定年制(一般的には65歳~70歳)を設定して、未来のために次世代育成を進めたほうがよいのではと感じました。

⑥株主総会終了後に、事業説明会があり、社長の菊池功さんがスタートアップへの投資について熱心に説明をされていました。製造業のソフトバンク(投資会社)を目指しているような印象も受けました。
ベンチャーキャピタルなどの外部の資金も活用して、個人投資家からの大口出資も募り、成長を目指すとのこと。
スタートアップ企業合計の「利益+価値」が100億円に到達するたびに、従業員に対し10%(10億円)をストックオプションとして還元するとともに、株主への還元も考えているとの説明。

⑦社長の菊池功さん自身、20歳から株式投資を行っているとのことで、投資家としての目線が強い印象を受けました。
菊池製作所の株式の保有を自信を持って勧めたいとの説明があり、菊池功さんが89歳となる10年後の2032年に、スタートアップ企業が500億円の「利益+価値」となるのを見届けたいとの話もありました。

⑧株主総会と事業説明会を通じて、社員とのコミュニケーション不足が原因なのか、社長の菊池功さんが段取りを把握していない場面が何度かあり、やや気になりました

 

株主総会を終えて感じたこと

コロナ禍で業績が低迷しているものの、人工筋肉を用いて人の筋力をアシストする装着型の作業アシストスーツ「マッスルスーツ」、歩行運動リズムが不安定化するパーキンソン病患者などの歩行支援を行うアシストロボット「WALK-MATE ROBOT」などに魅力を感じ、株価も安値圏であったので、コロナ禍前の業績への回復を期待して、平均552円で投資しました。

今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。

79歳の社長の高橋功さんがどのタイミングでバトンを次世代に渡すのか、後継者問題も気になりますが、まずは、板金、成形、機械加工、試作、金型などの本業をしっかりと対応することによりコロナ禍後の黒字回復を期待しています。
また、「開発・試作・量産などのものづくり、実証・販売・保守も含めトータルでスタートアップを支援する体制」を構築したとのことで、今後のスタートアップの育成にも期待して継続保有の予定とします。

 

株主総会会場近くから眺める八王子駅
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