こんにちは!ファイナンシャルプランナーのぽこタンです。
ジー・スリーホールディングスから隠れ株主優待が届きました♪
企業概要
ジー・スリーホールディングス(3647)
投資効率を踏まえた資産運用の観点から、電力会社に対する売電事業および太陽光発電所の売買事業、太陽電池モジュールおよび周辺機器などの発電関連商材の仕入販売を行う「再生可能エネルギー事業」(売上構成比96%)を中心に、LPガスおよび都市ガスを燃料とするエンジンを搭載した非常用発電機などの企画・開発および販売活動ならびに非常時における容易な電源確保を目的としたマグネシウム電池事業などを行う「新規エネルギー事業」(売上構成比0%)、健康食品および基礎化粧品の仕入販売、感染予防のための消毒に着目した消毒用噴霧器のOEM供給事業のほか、菜種によるバイオ燃料および化粧品原材料などの製造・販売を行う「サステナブル事業」(売上構成比4%)を運営。
株式情報
時価総額:24億円(2025年10月17日時点)
売上高:6.06億円(2025年8月期実績)⇒非公表(2026年8月期予想)
株価:129円(2026年10月17日時点)
1株純資産:37.8円(2025年8月末時点)、PBR:3.41倍
1株当期純利益:非公表(2026年8月期予想)、PER:非公表
1株配当:未定(2026年8月期予想)、配当性向:未定
配当利回り:未定
株主数:11,055名
会計基準:日本会計基準
隠れ株主優待到着内容
「クオカード500円分」
2025年7月14日の権利分として、臨時株主総会の議決権を行使した株主に対して配布。
株主総会の案内に、「議決権を行使した株主に10月中旬にクオカード500円分を進呈」とのことで議決権行使のお願いが同封されていました。
今回、インターネットより議決権を行使しました。
隠れ株主優待到着時点、株式は未保有です。
個人メモ
①筆頭株主は、前社長の西村浩さんで、296万株、16.1%を保有。オーエスシーエンジニアリングが、第3位の株主として、89万株、4.8%を保有。デジタルコンテンツ・企画を手掛けるSBYデジタルプロダクツが、第5位の株主で、共同保有者のふぉー優の保有分を含めると、77万株、4.2%を保有。
②当連結会計年度における売上高は606百万円(前期比134.1%増)となった。主な要因としては、当連結会計年度では、販売用不動産として保有している太陽光発電所を売却したことによる売上が計上されたため。損益の状況については、太陽光発電所の売却と固定費の削減による販売費及び一般管理費の圧縮を実現したものの、サステナブル事業における健康食品、基礎化粧品および一般医療機器の販売数量が減少したことなどから、連結営業損失は299百万円(前年は666百万円の損失)、連結経常損失は311百万円(前年は680百万円の損失)と営業損益、経常損益ともに損失の計上となった。また、子会社において減損損失および解約違約金を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純損失は315百万円(前年は742百万円の損失)となった。
③再生可能エネルギー市場においては、FIT制度の段階的な見直しから、2022年4月よりFIP制度が開始された。また、2020年より始まった太陽光発電で生み出された電力を、発電事業者が一定期間、特定の企業などに売却する契約であるPPA市場が注目され、電力ビジネスの間口が拡大している。一方、電力安定のための日中出力抑制や、今後見込まれる廃棄太陽光パネルの取り扱い、景観や自然環境問題から発電所設置周辺住民への説明対応の厳格化、関連法案の追加公布への対応など、課題も山積している。こうしたなか、当社グループは、系統用蓄電所の開発を進めているほか、近年において災害対策として需要が高まっているポータブル蓄電池の仕入販売、また、太陽光発電に限らず、循環型エネルギーのひとつとして、菜種から得られる食物油をベースとしたバイオ燃料および化粧品原材料などの製造・販売事業を立ち上げており、早期の収益化を目指しているほか、基礎化粧品の販売事業も製造販売許可を取得したことにより、新たな販路の拡大、新商品開発、新商材の取り扱いを含めた事業の構築を進めていく。さらに、強固な収益の柱を構築すべく資金調達も視野に入れた各事業の展開を進めていく。2026年8月期の連結業績予想については、現時点では合理的な算定が困難であるため記載していない。今後、合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する。
④当社グループは、前々連結会計年度および前連結会計年度において売上高が著しく減少している他、2023年8月期から3期連続して重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上している。また、当連結会計年度においては、営業キャッシュ・フローはプラスに転じて改善したものの、前期に引き続き営業損失、経常損失および、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことから、依然として継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在している。
⑤前社長の西村浩さんの逮捕から、2025年8月29日に開催された臨時株主総会までの経緯は下記。
2024年9月12日に、「代表取締役社長の西村浩さんが、以前代表取締役を務めていた伸和工業における令和3年8月期の法人税法違反の疑いにより、大阪地検特捜部に逮捕された。」と公表。
2024年9月13日に、常務取締役の山之内督宗さんが代表取締役常務に就任。
2024年9月14日付けで、代表取締役社長の西村浩さんより、当社代表取締役、当社取締役および子会社の代表取締役の辞任の申し出があったため、同日開催した取締役会において確認、審議を行い、2024年9月17日付けで受理。
2024年11月26日に開催された第14期定時株主総会において、取締役を辞任した西村浩さんは、伸和工業、オーエスシーエンジニアリング、Nパワーおよび森本耕司さんから議決権の代理行使の委任を受け、本定時株主総会に自ら出席。監査等委員会の監査報告、報告事項の報告、本議案の内容説明を行った後、質問審議に入ると、その冒頭、当社株主である井村誉志雄さんから、「第1号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く)5名(山元秀樹さん、山之内督宗さん、髙橋龍馬さん、橋本真樹夫さん、松永泰裕さん)選任の件」において、会社提案の取締役候補者山之内督宗さんを、泉信彦さんに差し替えることを内容とする修正動議が提出された。その後、目的事項の全てについて質疑応答を尽くした上で、議長は、井村誉志雄さんから提出された「第1号議案」の修正動議について、前触れなく突然提出されたものであり、その原案は、指名委員会による慎重な検討の上で決定したものであることから、10分の休憩時間を設け、その間に指名委員会を開催して当該修正動議の取扱いについて審議することとした。その結果、指名委員会の意見としては、泉信彦さんが過去の経歴などから西村浩さんとの関係が深いものと認められるため、泉信彦さんが新たに取締役に選任されると、不適切な事案によって当社代表取締役を辞任により退任した西村浩さんが引き続き当社の経営に影響力を行使する状況を排除しきれないとの判断がなされ、また、そうであることから、泉信彦さんが新たに取締役に選任された場合には、第1号議案における他の取締役(監査等委員である取締役を除く)の候補者4名および「第2号議案 監査等委員である取締役3名(川崎修一さん、横山友之さん、河野芳隆さん)選任の件」における監査等委員である取締役の候補者2名全員が就任を承諾しない旨の意思表示があった。休憩の終了後、議長は、本定時株主総会の再開を宣言し、指名委員会からの上記意見や取締役候補者全員が就任を承諾しないという状況を報告するとともに、このような状況であることが、本定時株主総会に出席していない株主には知らされていないことから、本定時株主総会において、第1号議案の原案および修正案ならびに第2号議案の原案を採決することは望ましくないと述べ、株主の意思決定の適正性を担保するため、本定時株主総会は流会とし、改めて、臨時株主総会を開催することとした。権利義務取締役として、山元秀樹さんが代表取締役に就任。
2025年8月29日に、改めて臨時株主総会を開催。当社の主要株主であり筆頭株主の西村浩さんが保有する当社株式2,960,000株については、当社の対応方針として、西村浩さんが保有する株式の議決権の行使について、中立的な第三者である当社の監査等委員会の指名する者に対しての委任を行うよう、昨年より継続して協議を行ってきたところ、本臨時総会の開催にあたり、西村浩さんとの協議において、議決権の行使を委任することについて書面による合意が得られた。結果、「第1号議案 取締役(監査等委員である取締役を除く)4名(山元秀樹さん、髙橋 龍馬さん、橋本真樹夫さん、泉信彦さん)選任の件」、「第2号議案 監査等委員である取締役3名(河野芳隆さん、阪井大さん、布施恭祐さん)選任の件」が承認可決された。なお、泉信彦さんと当社主要株主である西村浩さんとの関係について『指名委員会の意見として、泉信彦さんが過去の経歴などから西村浩さんとの関係が深いものと認められるため、西村浩さんにより当社の経営に影響力を行使する状況を排除しきれない』との懸念について公表したが、泉信彦さんとのその後の面談、指名委員会によるヒアリング、書面の取り交しなどにより、影響力の行使を受ける懸念については払拭されたことから、今回の取締役候補者として選任した。山元秀樹さんが代表取締役社長に就任。
おすすめポイント
シンプルなデザインのクオカードでした。有効期限が無いので便利です。
ありがとうございました♪