ピアズの株主総会に出席しました【2023年9月29日】

株主総会
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ピアズ 臨時株主総会

日時:2023年9月29日(金) 10:00-10:15

場所:ピアズ本社 (内幸町駅徒歩5分)

出席株主数:数名

お土産:無し、ペットボトルのお茶の配布あり

 

企業概要

ピアズ(7066)

HP:株式会社ピアズ|新常識を推進するコンサルティングファーム (peers.jp)

①信業界を中心とした販売チャネルを総合的に支援する「コンサルティングサービス」、当社の店舗運営における接客ノウハウを活かし店舗運営の省人化・無人化を実現するためのデジタル・トランスフォーメーションを支援する「店舗DXサービス」、企業の社員総会などのイベントをメタバース内で実現するメタワールドイベントや自社IPを活用した新しいトークンエコノミーの仕組みの提供などをおこなう「新規事業サービス」をコンサルティング事業として運営。

筆頭株主は、社長の桑野隆司さんの資産管理会社の3-SHINEで、桑野隆司さん個人での保有分を含めると、247万株、54.4%を保有。

③社長の桑野隆司さんが、過半数の議決権を保有しており、桑野隆司さんの意思一つで物事を決められるオーナー企業

 

株主総会での個人メモ

①株主総会は、ピアズ本社内で開催。社長の桑野隆司さん、取締役の大澤(栗田)智代さん以外の取締役と監査役はオンラインでの参加。

社名のPeers(ピアズ)という名前には、「分け隔てない仲間・目的を共有する者達」という意味がある。Philosophyを基軸に、社内だけでなく広い意味で、クライアントの皆様が望むものをクライアントの皆様と同じ目線で共に作り上げ、共に育み、共に歩んでいく事を目標にしている。

③2023年9月期第3四半期実績は、過去最高の売上・営業利益を達成。上方修正後の数値に対して、想定通りに進捗。生成AIプロダクト開発および顧客基盤開拓が進展。

④純資産が3.4億円増加し、自己資本比率が50%まで到達。

⑤オンライン接客センター稼働ブース数が1.5倍増加し114ブース。利用ID数は1.7倍増加し478ID。

⑥成長戦略として、既存事業の成長とともに、中期的成長に向けた新規事業創出も加速。いずれも、M&Aによる非連続成長を常に見据える。

「店舗DXサービス」について、オンライン接客システム、接客ロープレAIなど、店舗DXプロダクトを新たな収益基盤へ成長させる。

⑧上場以降、社長の桑野隆司さんの持ち分が多く流通株式数の増加が課題であると認識しており、今回、流通性を高めるため桑野隆司さんの持ち分を売却。現段階では、個人投資家が多く大口投資家からのオファー自体は今期末の決算以降ではないかと考えているため、今後、大口投資家へのアプローチを増やすことを検討している。

既存事業であるセールスプロモーション領域および店舗DX領域は今後も伸ばしていくため、それらをより強化することを目的としたM&Aを実施していく方針。案件規模は業績予想に対して売上の20%~30%の規模が妥当であると考えている。配当性向については、短期的(2026年9月期頃迄を目途)には 30%を目指したいと考えている。

⑩鉄人化計画(2404)の前社長でもあり、ピアズの副社長も務めた取締役の岡﨑太輔さんが、2023年8月31日に辞任。M&A戦略や中期的な経営計画の方向性について変化が生じ、経営体制の刷新につき協議を重ねてきたところ、辞任の申出があったとのこと。

⑪社長の桑野隆司さんは、47歳(1976年生まれ)と若い社長。

⑫社外取締役を除く取締役4名の報酬等の総額は3,380万円。2022年7月に辞任した1名分を10ヶ月分として考慮すると、単純平均で取締役1人当たり881万円。ただし、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まず。

 

株主総会を終えて感じたこと

株主総会時点、株式は未保有ですが、今回、実際に社長や取締役を間近に見てその振る舞いを確認できたこと、会社の雰囲気を感じられたことが株主総会に参加した大きなメリットでした。特に今回、ピアズの本社内での開催でしたので、良い機会となりました。

IRに積極的な会社とのイメージがありますが、株主総会においても、社長の桑野隆司さんの丁寧な説明が印象的でした。

今後のM&A戦略についてはターゲットを絞り、既存事業であるセールスプロモーション領域および店舗DX領域を今後も伸ばしていくため、それらをより強化することを目的としたM&Aを実施する方針とのことで、今後の推移を注視したいと思います。再投資も検討致します。

 

株主総会会場のピアズ本社が入るPMO西新橋ビル
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